2002年10月から高槻市消防本部との共同事業として、センター医師同乗による特別救急隊(ドクターカー)の試行運用を開始。2006年10月5日から、本格運用(24時間365日終日運用)をスタートしました。
ドクターカーはメディカルコントロールの重要な要素の一つ。心肺停止状態、最重症患者発生時などに出動し、迅速に対応します。災害時には、DMATチームとともに、ドクターカーとセンター所有のドクターカー2台で対応します。
2014年4月から、多数傷病者発生時や、高エネルギー外傷などで特別救急隊が出動する場合、看護師も一緒に同乗するようになりました。
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119番通報を受けて、特別救急隊は、所轄(現場に一番近い消防本部)の救急車と同時出動します。所轄の救急車が先に到着した場合も、特別救急隊との相互の連携で迅速に対応します。早期に医師が現場で治療に当たるため、病院前からの救護が可能になります。救命後、後遺症を残さずに社会復帰された方も少なくありません。
1:通報から救急指令!救命救急センター1階にある救急ステーションに指令が届くと、医師、救急救命士に連絡。出動体制をとります。 | ||
2:ドクターカー出動!
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3:現場で医師が治療!一分一秒を争う現場で、到着後すぐに医師が初期治療を開始。救急救命士とスムースに連携します。 | ||
4:車内で医療処置!ドクターカー車内には、医療処置が可能な特別装備が施されています。搬送中の医師による治療が、蘇生率、救命率もとより、社会復帰率を高めます。 | ||
5:センターに到着!ドクターカーが到着。すぐに救急外来へ。到着前の連絡で様態などを互いに把握し、迅速に対処します。 | ||