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Vol.13 「夢を目標に
-なでしこジャパン、W杯優勝!-」

2011年7月18日早朝、日本中が歓喜に包まれた。「なでしこジャパン」、W杯優勝!!
日本サッカーがFIFA主催大会で年代、男女通じて優勝するのは初めてである。まさに快挙である。
 女子サッカーW杯が開催されているのも最初は知らず、開催国ドイツに勝った頃から突然注目されるようになった。そして準決勝も突破して決勝に進んだ。相手はいまだ1勝もしたことのないアメリカ。実力はかなり差があるようだった。
 決勝戦開始直後より怒涛の攻めに合い、防戦一方となったジャパンはとうとうアメリカに1点を奪われた。「あーあ、ここまでか・・・」と思った国民は多かったのではないだろうか。しかし、そこからの驚異的な同点弾、さらに1点追加されてからの、まさに奇跡の同点弾!これには早朝にかかわらず叫んでしまった。
 そして延長戦でも決着がつかずPK戦となったが、もはやこの時点でジャパンは完全に精神的に有利に立っていた。PK前の円陣で監督の笑顔さえ見られた。プレッシャーがかかる中での笑顔。サッカーをすること、できることが本当に楽しいのであろう。この笑顔を見て、僕の頭の中にはフリーキックを決めてベンチから選手、監督がピッチに走り出すイメージがわいていた。そして、そのイメージ通りに「なでしこジャパン」は見事優勝を果たした。

2011/08/02



「夢は見るものではなく、かなえるもの」・・澤選手は帰国後こう語った。しかし、かなえられるものは目標で、到底かなえられそうにもないことが夢であると思う。
 歴代のなでしこJAPANにとってW杯優勝なんて、到底かなえられない夢であった。しかし今回のチームは北京オリンピック以後着実に実力を付けており、W杯優勝は夢ではなく、実現可能な目標となっていたと思う。だから実現出来た。「夢を目標に」変えるだけの努力を彼女達はやってきたのだ。
彼女たちの「諦めない気持ち」ばかりがクローズアップされているが、その裏に実は緻密な戦略と地道な努力があったことを忘れてはならない。これがあったからこそ、大きな自信、チームメイトへの強い信頼が生まれ「諦めない気持ち」につながった。そして、「夢を目標に」出来たのだと思う。

ワールドカップを頭上高く突き上げるジャパンの選手達をこんなに早く見ることが出来る日が来ようとは思わなかった。今度は男子だ!!
おめでとう! なでしこジャパン!