施設データ 2017年

部門紹介

救急外来

 救命救急センター(3次救急医療施設)である当センターには、重症度かつ緊急度が非常に高い患者が搬送されてきます。搬送される患者の情報は、初療室・OP室・ICU・救急病棟・検査室・放射線室など全部署に伝達され、センター全体で患者の受け入れ準備を整えます。搬入前に初療室では対応するスタッフが集まり、治療戦略などをブリーフィングし救命にあたります。

 多くの搬入患者は、初療室で診療・治療・検査・ケアが展開されます。更に救命率を上げるため重症外傷患者はアンギオ室、急性心筋梗塞患者及び致死的不整脈(VF/ pulseless VT)による心肺停止患者は心臓カテーテル室で直接患者を受けて対応しています。

アンギオ室:

 防ぎえた外傷死(preventable trauma death)の症例を減らし予測外生存症例を増加させることを目標に、アンギオ室で患者を受けることで待機時間なく止血術(開胸術、開腹術及びカテーテル的動脈塞栓術)が開始できるシステム(コード・トラウマ)の構築を行っています。

心臓カテーテル室:

 急性心筋梗塞患者及び致死的不整脈(VF/ pulseless VT)による心肺停止患者のQOLの維持、社会復帰率の増加を目標に心臓カテーテル検査室で患者を受けることでDoor to balloon timeの減少を図り、 ECPR(体外循環補助を使用した心肺蘇生)及び経皮的冠動脈形成術(PCI)が開始できるシステムの構築を行っています。

 また、当センターの救急外来では、救急外来責任者である救急看護認定看護師が指導者となり1例1例を振り返りながら初療で対応できる看護師の育成に努めています。